構文
大阪弁には話術を成り立たせるための重要構文があります。
そのいくつかを紹介しましょう。
漫才でもない、おやじギャグでもない、ボケツッコミとは何ぞや!?
いまその実体が明らかにされる!
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ボケとツッコミは4コママンガと同じ起承転結です
◎標準NBTO |
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難易度★☆☆☆☆
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標準 NBTO
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ネタフリ
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笑いを始める原点がここ。
誰も知らない話題は避けること。
単に「フリ」とも言います。FBTO。
「フリ」と言う地域では以降
「N」を「F」に読み換えて進めてください。 |
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ボケ
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いちばん頭をひねるのがこれ。
後のツッコミを考えてボケる。 |
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ツッコミ
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ボケられたら必ずツッコむのが礼儀。
ここで笑ってはいけない。(含み笑いは良)
ツッコむ間(ま)と的確な判断が要求される。 目で笑って口で怒っているのもこの部類。 |
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オチ
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お互い共感したところで丸く収まる。
初めて笑い合うところ。 |
普通はボケとツッコミを何回も繰り返してオチに至る場合が多い。
ネタフリの後によく用いる相づちを[a]で表します。
うまくツッコミを入れられないようなボケは「スベる」と言います。
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(例1-1)
N「じぶん、クルージングてやったことあるか?」
B「顔洗うやつやろ?」
T「そらクレンジングやがな。」
O「あ、そうか。」
(例1-2)
N「きんのコンスト寄ってんけどなあ。」
a「なんや、コンストて。コンビニやろ?」
B「言わへんか? コンビニエンスストアやさかいコンストやがな。
ほな、パンティーストッキングはどない言うねん。パンティーか?」
T「言うかいな。」
O「パンストやろ、パンスト。」
(例1-3)
N「久しぶり。どないや? うまいことやっとるか?」
a「それがやな、せっかく再就職した会社がやな、倒産してもうてんわ。」
B「父さん!?」
T「あほ。父さんでも母さんでもないわ。南京割れしてもうてんがな。」
O「ほんまかいな。いや、すまなんだな。」
(例1-4)
N「田中はん、今年で何歳なりますのん?」
a「26歳ですけど…。」
N「もうそんな歳かいなあ。」
B「ほんま、26歳なるまで丸26年かかりましたわ。」
T「当たり前や!」
O「生まれてから26歳なるまで、ちょうど26年かかるわな。そらそうや。」
(例1-5)
N「段差の少ないバリアフリーのバス、最近増えとるなあ。」
B「ノンストップバスやろ?」
T「それを言うなら『ノンステップ』バスや。」
O「停まってくれやなんだら困るがな。」
(例1-6)
N「ブルーシャトーの替え歌知ってるか?」
B「ブルーシャトー? 京橋は、ええとこだっせ、ブルーシャトーがおまっせ♪」
T「それはグランシャトーや。」
O「えっ!? ブルーシャトーて、グランシャトーの親戚や思てた…。」
(例1-7)
N「マサチューセッツ大学知ってるか?」
B「“雅”っちゅう摂津の大学?」
T「摂津にあるわけないやろ。アメリカや。」
O「えっ!? セッツいうくらいやさかい、摂津にある思てた…。」
(例1-8)
N「ちょっとこのテープ聞いてえな。」
a「おう。」
〜『もしもし?』
〜『俺だよ、俺。』
〜『オレ?』
〜『俺俺、俺だよおばあちゃん! 俺俺俺俺俺俺…!』
〜『…大助か?』
〜『そうだよ、大助だよ。
交通事故でけがしちゃってさあ、今すぐ80万円いるんだ。
今から言う口座に振り込んで欲しいんだ。』
〜『は、80万か、今用意するからな、大丈夫か。』
N「どない?」
a「あっほやな、騙される方も。」
B「だいたい、オレオレ…言われても、サッカーかサンバの歌くらいしか思い浮かばんわ。」
T「そ、そらオレオレやな、確かに。」
O「ほんで、“俺”言うのんは東国方言やねんて。西では通用せえへんわな。」
(例1-9)
N「もうすぐ夕立ち来そやな。」
a「そうそう、さっきもピカッて光ってたもんなあ。」
B「誰の頭が?」
T「光ってんのんは雷や!」
O「データ保存して電源落としとこか。」
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冒頭で触れた次のものについてちょっと見てみましょう
◎漫才 ◎おやじギャグ ◎ニセなりきり |
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ボケツッコミを応用・利用している漫才は比較的似ていますが、おやじギャグは単なるボケだけで、ツッコむこともできないので、全く関係ありません。ツッコミだけで成り立てようとしているニセモノもあります。
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漫才
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ネタフリ
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いたって普通のネタフリ。
ひとつだけではなく、いくつものテーマを扱うことがある。 |
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ボケ
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これも標準的なボケ。 |
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ツッコミ
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これまたありふれたツッコミ。
何度かボケに返った後、また新たなネタフリで再開される。
回転の速さが命。 |
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オチ
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「君とはやっとれんわ」「やめさしてもらうわ」「もうええわ」など、漫才特有の締め言葉で、小ネタの連発の後に終わりを迎えると、腑に落ちないこともある。
ボケとツッコミを繰り返している時は大いに笑えるが、最後の最後で笑えるかどうかというのは難しい。 |
見世物である漫才は、ネタフリ、ボケ、ツッコミでの3サイクルが多く、演出時間も長い。
また、オチはインパクトが弱いものが多く、退場するためにひとこと使われるだけのものもある。
流れとしては、(N→(B→T))→O。 |
N「いやいやいやいやぁ。きょうは別嬪さんばっかし来てくれてはりますがな。」
a「きょうはて、いつも綺麗ですやんなあ。そんなん言うたらあかんやろ。」
N+B「冗談ですがな。まあ、それはそうと、最近の大阪弁、聞きましたぁ?奥さん。えらい崩れとるらしんですわあ…。」
T「誰が奥さんやねん。俺はお前が帰ってきたら『お帰り、風呂にする? それともご飯にすんの?』て言わなあかんのかい!」
B「お前が奥さんやろうがノックさんやろうがどうでもええねん。俺は会場の奥さんと話してんねやないかい。」
T「誰がノックさんやねん。稽古の時とはちゃう振り方しよるなしかし。どない返してええか困るやろ。」
a「もう、どうでもええねんて。」
B「痛っ!」
a「さっきっからやかましなあ、もう。」
T「お前がさっきからどついとんのやないかい。」
B「痛っ! 痛っ!!」
T「えい! えい!! えい!!!」
B「痛っ! 痛っ!! 痛っ!!!」
T「何構えとんねん。3発目はどついてへんぞ。」
B「ふっ、気のせいか。きょうはこのくらいで堪忍しといたろ。」
T「て、お前がどつかれとんのやないかい!」
《ここまでで、1分かかっていません …中略…》
T「どこに豚みたいな嫁はん飼うとるやつがおんねん!」
B「今、飼うとる言うたな…?」
T「違うわ!」
B「言うたやないか…。」
T「せやさかい、どこにそんなやつおんねんっちゅうてんねん!」
B「ここにおるやないか。」
T「どこや。」
B「ここや言うたらここやがな。君、日本語もわからへんの…?」
T「ここのどこにおんねんな!」
B「上方漫才ホールの、舞台の、マイクの右っ側に立っとる、ちっちゃいおっちゃん…。」
T「わしのことか! 人おちょくっとんか!」
B「お前しかおらんやろ…。嫁はんを“飼う”なんか言う人間は…。」
T「間違うたんじゃ!」
B「間違うた…? ほな、嫁はん選ぶのも間違うたんか…?」
《…中略…》
N「ほんでな、地盤沈下の著しい関西経済圏から脱出せないかん思て、大阪出て名古屋行ったんや。」
a「ふん。」
N「ほしたらな、大阪では毎日毎日面接行っても1年以上どっこも採ってもらわれへんと不採用続きやったわてがやで、就職活動場所変えただけで1発で就職でけてんで。すごいやろ!? な、な?」
T「そんなやつはおれへんでぇ。」
N「なんでや! すごいやんか! 引越までして就職活動した甲斐あったいうて…。」
T「失業率が違ただけとちがうんかい。大阪と名古屋、そら全然違いますわ。8.6%と3.2%、違うて当然。おまえはあほか。」
N「わたいもな、もっとええ給料出してもらえる会社あれへんかなあて職安で探しとったらな、月給50万円いうのんがありましてんわ。仕事内容は漫才。これでやっと家族も養えるっちゅうもんだっさ。」
a「ほう。ええやないか。」
N「ほんで、こないな厳しい世の中で、そない条件のええとこなんかあるわけないやろ思て、あかんやろうけどと面接行ったらやで、『いつから来れる?』言われましてん。」
a「それて、即採用いうことちゃうのん! すごいなじぶん。」
N「ほんで、初舞台や。お客さんらぁは、皆べっぴんさんばっかし。10〜20歳代の女の人で会場は超満員。」
a「ええなええな。それどこの会社? 紹介してえな。」
B「漫才終わって帰りしなに、そのお客さんらぁが寄ってきて、花束もろたり、こっちのほおべたにチューてされたり、あかん言うてんのに体いろてくる人もおりましてんわ。わたい難儀しましてん。」
a「夢みたいな話やな。」
T「夢やがな……。」
a「へっ!?」
T「夢でないと、どこの会社が給料50万円も払うたりしまんねや。じぶん初対面でほおべたチューするか? 往生しまんなあ。」
O「ゆ、夢かっ…。夢かいな。」
《…中略…》
O「やめさしてもらうわ、ほんま。」
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おやじギャグ
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ネタフリ
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誰もネタを振っていないのに急にしゃべり始めるのが特徴。
きかっけは、直前に聞いたことや、見たもの。 |
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ボケ
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ダジャレネタ的な要素が多いが、何が面白いのか、何が言いたいのか、わからない場合がほとんど。
当人には笑いのセンスがなく、本当にボケていることも。 |
ツッコミ
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周囲の人は皆絶句し、ツッコむこともできない。 |
オチ
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あとは沈黙が続く。 |
本人も周囲の人も、誰ひとりとして笑うことができないのがこれ。
頑固で表情の固い人に多い。 |
ある人「関東の料理も良かったですけど、関西の料理も食べてみたいですねえ。」
OYAJI「関東と関西とで、カンカンカーンっと。」
周囲「……。」
ある人「だからおじんっていやだよね〜。」
OYAJI「オジン? ナニジン? ウチュウジン?」
周囲「…………。」
OYAJI「アイムソーリー、ヒゲソーリー、もひとつおまけに小泉ソーリー。」
周囲「………………。」
テレビ「あすは、京阪神とも、おおむね晴れる見込みです。」
OYAJI「『おおむね』の英語知っとる?」
周囲「『about』ちゃうのん。」
OYAJI「にやにや。」
周囲「『概ね』やろ。『about』やがな。」
OYAJI「『ボイン』。」
周囲「???」「英語ちゃうがな、日本語やろそれ…。」
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勘違い(ニセなりきり)
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ネタフリ
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「これにツッコんでみて」と物や様子などに対して催促する人がいるが、これはダメ。
すでにツッコむことがわかっているツッコミは、ツッコミではない。 |
ボケ
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ボケ役がいない。 |
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ツッコミ
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勢い良く指摘することがツッコミだと思い込むが、ネタフリもボケもない流れの中ではオチに行くこともなく、笑いも起こらない。 |
オチ
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その後も話は続くことなく冷たい空気が流れる。
それをなんとかごまかそうとするので、余計に寒く感じてしまう。 |
特徴としては、語尾に「かよ!」などがつき、流行好きな東京や関東の芸人などに多い。
会話を膨らませることのできない、「ツッコミ」の名を借りた一種のギャグ。 |
ある人「これどう思う?」
NISE「は、花かよ!」
周囲「………………。」
| この世界では |
「ツッコミ3年ボケ8年」 |
と言われるくらいボケは難しいのです。 |
まずは簡単なほうのツッコミを修得しましょう。
ツッコミは短く!
長
く
て
も
10
音
ま
で
!!
それ以上は
長すぎです
|
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すぐに使える便利なツッコミ言葉集
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こんなときにどうぞ……
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通常バージョン
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敬語バージョン
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| 何に対しても使用できるツッコミの基本 |
なんでやねん
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なに言うたはりまんねん
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| 定番のボケに対して |
そら○○やがな
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そら○○でんがな
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| 信じがたいことをボケたとき |
ほんまかいな
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ほんまでっかいな
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| おかしなことを言われたとき |
アホなこと言いな
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なに言うたはりまんねん
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| そんなことあるわけないというとき |
あほか
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なに言うたはりまんねん
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| 次の話に行きたいとき |
なに言うてんねん
|
なに言うたはりまんねん
|
| あやふやなボケのとき |
どないやねん
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なに言うたはりまんねん
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| あきらかにおかしな人の話のとき |
そんなやついてるか
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そんなやついてしまへんて
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| 大げさなウソだとわかるとき |
ウソつけ
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なに言うたはりまんねん
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| 身内のことなどを言われたとき |
やかましわ
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なに言うてまんねんな
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| 当然であることに対して |
当たり前や
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当たり前でんがな
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| ボケた本人がそうであるとき |
おまえが言うな
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なに言うたはりまんねん
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| ボケがくどいとき |
ええ加減にしいや
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もうよろしいて
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| ボケが長かったりつまらなかったりしたとき |
もうええわ
|
もうよろしいて
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| ひどいことを言ったとき |
最低やな
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んな殺生な
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| ボケに構わず相手にしない振り |
……
|
……
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| 口で言うだけではきかないとき |
どついたろか
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どつかれまっせ
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ネタフリや
ボケも
長いと場が
白けます
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正しいツッコみ方
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相方の左側に立ち、脇を締めて、肘と手首だけの動きで、右の手の甲を相手の胸か腕に軽く当てる。
格闘技でも見せ物でもないので、向かい合ったり、頭を思いきり叩いたりしてはいけない。
向かい合っていても、相手に好意を抱いているので、右手から身体が近付き、横に並ぶような形になる。
目上の人には、腕や背中、肩に手を置いて、軽く押す程度でよい。
さらに位の高い目上の人の場合は、置いた手の上に手を添えるだけでよい。 |
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土壇場で下ネタばかり出すようではまだまだ三流です。
練習場でちゃんと練習できていますか?
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ボケの生み出し方
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| 型
| 例:夏は暑いな
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| 別の物を付け足す
| 夏はゴッサ暑いな。
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| 元から一部を取り除く
| なついな。
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| 反対にする
| 暑は夏いな。
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| 伸ばす
| 夏は暑いな。このまま行ったら12月にはどんだけ暑うなることやら。
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| 誇張拡大
| 夏は暑いな。暑すぎてやけどしたわ。
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| 比喩
| 今年の夏は、向かいの新婚夫婦のように暑いな。
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| 繰り返す
| 夏は暑いな。あー暑い暑い! 夏は…暑い…? なつーあつー。
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| 類似物を登場させる
| 夏は暑うて生暖かいな。
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| 置き換え
| 一夏の思い出…、懐いな。
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| 視点を変える
| 夏は暑い言うたかて、太陽の表面温度6000度と比べたら涼しいもんやわ。
|
| 周囲環境を変える
| 夏が暑い思えるのんは、冬や春を知ってるさかいにやろ。
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| それでも、ボケツッコミがうまくいかないという人は、一度こちらの適性診断を受けてみては?
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↑ツッコミ役は上手(かみて)に立ちますので、この絵は間違いです。
通常、ツッコミ役はボケ役の左側に立ちます。右手でツッコみます。
■「大阪弁心得いろは」
| い |
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いちびり先はかんしょやみ |
| ろ |
|
路ぉ地どんつき |
| は |
|
二十歳過ぎれば女を忘れる |
| に |
|
鶏はかしわ |
| ほ |
|
ぼけの顔も三度 |
| へ |
|
下手な将棋 |
| と |
|
豆腐に頭突き |
| ち |
|
地理もわかれば迷わず |
| り |
|
理屈言いは嫌い |
| ぬ |
|
盗人も昼寝 |
| る |
|
留守番寝るだけ |
| を |
|
鬼はでんつき |
|
| わ |
|
笑いに易し見に来よし |
| か |
|
皮が余って肉が百倍 |
| よ |
|
嫁はおかん |
| た |
|
探偵に盗人 |
| れ |
|
レッカーだけはやめとくれ |
| そ |
|
相思相愛 |
| つ |
|
つれは仲間 |
| ね |
|
寝ても銭数え |
| な |
|
ならず者はいね |
| ら |
|
楽して苦労する |
| む |
|
無理なことはせぬ |
| う |
|
うどんで首吊り |
|
| ゐ |
|
芋食って屁をこいて寝る |
| の |
|
野宿は公園で |
| お |
|
女にふんどし |
| く |
|
臭い物は鼻をつまめ |
| や |
|
やーさんに鉄砲 |
| ま |
|
負からぬなら買わぬ |
| け |
|
権力に負けず |
| ふ |
|
富士山知らず |
| こ |
|
心の会話 |
| え |
|
えてはさる |
| て |
|
天下の台所 |
| あ |
|
東夷と京女 |
|
| さ |
|
冷めてもうまい |
| き |
|
キレてはならぬ |
| ゆ |
|
指詰め注意 |
| め |
|
目で笑って口で怒る |
| み |
|
身から出た血 |
| し |
|
商家に養子 |
| ゑ |
|
円と月日 |
| ひ |
|
控えめに押す |
| も |
|
餅は餅や |
| せ |
|
先生あんな |
| す |
|
寿司は箱寿司 |
| ん |
|
んなあほな |
| 京 |
|
京のいけず |
|
■「阪文通話表」
| あ |
|
阿倍野のあ |
| い |
|
生駒のい |
| う |
|
梅田のう |
| え |
|
えべっさんのえ |
| お |
|
大阪のお |
| か |
|
河内のか |
| き |
|
北新地のき |
| く |
|
食い倒れのく |
| け |
|
警察のけ |
| こ |
|
甲子園のこ |
| さ |
|
堺のさ |
| し |
|
新世界のし |
| す |
|
住吉のす |
| せ |
|
船場のせ |
| そ |
|
そろばんのそ |
|
| た |
|
たこ焼きのた |
| ち |
|
地下鉄のち |
| つ |
|
通天閣のつ |
| て |
|
天王寺のて |
| と |
|
特急のと |
| な |
|
中之島のな |
| に |
|
日本橋のに |
| ぬ |
|
ぬすっとのぬ |
| ね |
|
寝屋川のね |
| の |
|
野宿のの |
| は |
|
放出のは |
| ひ |
|
枚方のひ |
| ふ |
|
布施のふ |
| へ |
|
へんこつのへ |
| ほ |
|
堀江のほ |
|
| ま |
|
松屋町のま |
| み |
|
御堂筋のみ |
| む |
|
むつかしいのむ |
| め |
|
めばちこのめ |
| も |
|
モノレールのも |
| や |
|
野球のや |
| ゆ |
|
USJのゆ |
| よ |
|
淀川のよ |
| ら |
|
ラジオのら |
| り |
|
理屈のり |
| る |
|
留守番のる |
| れ |
|
冷コのれ |
| ろ |
|
六甲のろ |
| わ |
|
渡辺のわ |
| を |
|
難しい方のを |
|
|
 |
|
|
◎ノリツッコミ ◎ノリボケ ◎BT複合型 ◎NB複合型 ◎TO複合型
◎ひとりボケツッコミ ◎無言ボケ ◎BT三段落ち |
|
難易度★★★☆☆
|
ノリツッコミ
|
|
ネタフリ
|
順序的には普通のツッコミと同じだが、
相手に調子を合わせ、便乗しておいて、
それを後から自分で正すというツッコミ。
「そうそう」と相づちを打ってからツッコむと良い。
相手の話を聞かず一方的にしゃべるタイプの人には難しい。
同様に、ボケとノリツッコミを繰り返してオチに至る。 |
|
ボケ
|
|
ノリツッコミ
|
|
オチ
|
(例2-1)
N「おっちゃんってなんでそんなに黒いのん?」
B「戦争の時に焼かれたからなんか?」
nT「そう、こんがりとええにおいが……、するわけないやろ!」
O「そうやろ思た。」
(例2-2)
N「最近、少年犯罪多いな。わいらも気ぃ付けなあかんな。」
N「ほんま。ようキレるらしいやん。」
B「こんなかたいニンジンもすいすいと!」
nT「なに言うてんねんお前は! てわいがキレてどないすんねんな。」
O「せやな。」
(例2-3)
N「大阪帰ってきたー! 懐かしなー。」
N「うち、おしぃしぃしたなった。」
B「そこの御堂筋でしたら?」
nT「そうやな。て、なんでやねーん!」
O「どっから見ても女やろ、うち。」
(例2-4)
N「これが、明治・大正時代に大阪を走っとった蒸気機関車や。」
B「当時のこと思い出しますか?」
nT「懐かしいなあって、私はいったい何歳やねん!」
B「歳ごまかしてるんじゃないですか?」
T「なんでやねん!」
O「私は昭和生まれや。」
(例2-5)
N「いまどき、“あらへん”て使う人いてる?」
B「わいは使うたことあらへんなあ。」
nT「そうやねや…て、おもっくそ使うとるやんけ!」
O「ああ、あらへんなあ。」
(例2-6)
N「もうすぐ夕立ち来そやな。」
a「そうそう、さっきもピカッて光ってたもんなあ。」
B「誰の頭が?」
nT「社長の茶瓶頭が。って、ちゃうか。」
O「今頃、社長の頭に落ちてるかもわからんで。」
難易度★★★☆☆
|
ノリボケ
|
|
ネタフリ
|
ノリツッコミがあるのならノリボケもあるのでは?
ということで、
ネタフリやツッコミ、オチなどは同じだが、
ボケに対して追い打ちをかけるようにボケるので
ボケにボケるという特殊型になる。
わかりきっていることをわざわざ極端にねじ曲げてボケる。
自分ではツッコみません。
同様に、ボケとノリボケを繰り返してオチに至る。 |
|
ボケ
|
|
ノリボケ
|
|
ツッコミ
|
|
オチ
|
(例3-1)
N「うわぁ、満員やなぁ。」
B「混んどるなぁ。」
nB「コンドル。香港ドル。エクアドル。」
T「……なんか言うた?」
O「んっんー、こほんこほん…。」
(例3-2)
N「最近の若いもんはあれやな。」
N「そうですなぁ。」
T「最近の若いもんて、うちらのことか?」
N「なあなあ、おっちゃんらにも若い頃あってんやろ?」
a「おう、あったで。」
N「小さいときは何して遊んどったかのぉ。」
B「小さいてこれくらいんときか?」
T「そんな小さいわけあるかぁ! 30cmくらいしかあらへんやんけ。」
B「30cm言うたら、向かいの天野さんとこのお兄ちゃん、靴のサイズ大きいらしいな。」
nB「この前釣ったマグロも30cmやったで。」
nB「見てみい、このタバコ、さしで測ったら、10、20…、30cmないな。」
T「関係あらへんやろ。」
O「おっちゃんら、うそ言うたらあかんわ。」
(例3-3)
N「大阪ではマクドナルドのことを“マクド”って言うねんて。」
a「ふーん。東京では“マック”って言うのにな。」
N「うまそやな。何にする?」
a「んー、チーズバーガーセットでええわ。」
B「じゃあ、俺はビッグマクドセット。」
nB「僕はポテトと、マクドシェイクで。」
nB「チキンマクドナゲットも追加しといて。」
B「以上ですねん。」
T「あんさんら冷やかしでっか……?」
O「いや……、お持ち帰りで……。」
(例3-4)
N「最近、大阪はドーナツ化現象の影響で、人口が減ってきてんねんて。」
a「そうなん。知らなんだわ。」
N「大大阪て呼ばれてた最盛期には325万人を記録したそうや。」
a「で、今はなんぼなん?」
N「260万人。少のうなったやろ?」
B「ほんなら、今は小大阪くらいか?」
nB「いや、中大阪くらいやろ。」
T+O「あはは。」
(例3-5)
N「京極行くバス、いつになったら動くねやろ。」
B「京極だけに、今日動く…。」
nB「な、右京はん。」
nB「うきょー!」
T+O「なんやねんなそれ。」
(例3-6)
N「僕ら、お魚さんとお話できるねんで。なー。」
a「ふぅん、どないしてしゃべんのん?」
B「ねーちゃん、ブリブリイワシたろか。」
nB「うちにサワラんといて!」
nB「いっちょカマスか?」
T「そらサカナ言葉や!」
B「うおー!」「ぎょ!」「おっとっと。」
T「そらサカナ言葉や!!」
O「お後がよろしいようで…。」
(例3-7)
N「うちら、お国言葉話せれるねんで。なー。」
a「すごいがな、大阪以外のか?」
B「わからんことあったらなんでもトオトウミ。」
nB「イズモイズモはよオキなあかんノト、キビキビ動くのはムツかしいで。」
nB「何歳? ムッツか、ワカサやなあ。」
nB「カガ刺しよってカイねん。」
nB「タンゴ踊ったハリマ。」
nB「ホウキで掃いたんだトサ。」
nB「イヨイヨやなあ。」
nB「キィーー!」
nB「チクシょーー!」
nB「どっこイセ。」
nB「アワワワワ…。」
nB「エェゾエェゾ♪」
nB「もうエッチュウねん!」
nB「デワ、もうオワリにシマ。」
T「そらオクニ言葉や。」
O「ほんでもよう知っとんのう。」
(例3-8)
N「まいど。」
a「あ、大阪の方ですね。」
N「初めてだがね。」
a「あ、名古屋の方ですね。」
N「ナイスチュウミィチュウ。」
a「あ、アメリカの方ですね。」
N「はいさい。」
a「あ、沖縄の方ですね。」
B「ずぅずぅ。」
nB「あ、東北の方ですね。」
T「あほかっ。ほんまにずぅずぅしゃべってんとちゃうわい!」
O「あ、また大阪の方ですね。」
(例3-9)
N「聡美さんて、背ぇ低っくいなあ。」
a「うち中卒やで。」
a「えっ!?中卒ですのん!?」
B「せやさかい、中学生のまんまの背ぇでんねんな。」
nB「そうやねん。でも、その後、伸びたでぇ。」
nB「横にやけど。」
O「あははは…。」
難易度★★★☆☆
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B+T 複合型
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ネタフリ
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ボケとツッコミが一言で表せるパターン。
ネタフリに対してボケながらツッコみ、
ツッコんだ時点で笑いが起こることが多いため、
オチが省略されることもある。 |
ボケ
ツッコミ
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オチ
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(例4-1)
N「これ誰の毛ぇやろぉ。」
B+T「そんなん知るけぇ!」
(例4-2)
N「この玉子くさってんとちゃうか?」
B+T「えっぐー!」
O「さぶぅ。」
難易度★☆☆☆☆
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N+B 複合型
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ネタフリ
ボケ
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ネタフリにボケ要素が含まれているパターン。
ボケたつもりでなくても、
間違ったことを言っているなど
ボケている要素が含まれていると
ツッコまれることがあります。 |
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ツッコミ
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オチ
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(例5-1)
N「ここんとこ連チャンで地震きてるやろ。きんのも夜中に。」
a「せやな。東南海沖地震やったかいな。」
N+B「三日連続やし、怖いし…。あかんっ! 服着て寝よっ!」
T「普段は服着んと裸で寝てまんのんか…。想像してもうたわぁ。」
O「普段は寝間着で寝てます!」
(例5-2)
N+B「じぶん、選挙どこですんのん?」
T「何言うてんねんな。全国でやるんやないかい。」
N「ちゃうて、じぶんはどこの投票所に行くのやて。」
a「大淀やで。もう何十年住んどる思うとんのや。」
N「大淀のどこ?」
a「中学校やわ。」
N+B「中学校まで行くんか? じぶんが?」
T「中学校が来てくれるっちゅうんか! 普通来えへんやろ? せやろ?」
O「せやな。」
(例5-3)
N「こう不景気続きやと、再就職先も見つからんのう。」
N+B「総理はいったい何してんねやろか。」
T「何もしてへんがな。」
O「そ、そら、そうやな…。」
(例5-4)
N「谷やん、どこから来てんのん?」
B「家から。」
T「そらわかっとるわ。」
N「家から近いねやろ?会社まで。」
a「福島からやで。」
N+B「ほんなら歩きより自転車のほうが近いんちゃうん。」
T「どこかて歩きより自転車のほうが近いわなあ。」
O「ま、そ、そやな……。言うてることは正しい。」
(例5-5)
N+B「あ、また機械ピーピー鳴っとおる。センサーおかしいねやろか…。」
T「おまえのおなかとおんなじやな。」
O「あはは。ピーピーか。」
(例5-6)
N「やった! 亀型メロンパンうまいこと焼けたわ!」
N+B「さあてと、どっから食べよかなぁ。」
T「口から食べんねやないかい。」
O「そうやのうて…。」
(例5-7)
N+B「ほな、あしたの時間割見てからいぬわ。」
T「あした土曜日で、学校ないのにぃ。」
B「へ? あしたなったら学校のうなんのんか!?」
T「違うわい。学校休みや言うてんねん。」
O「そらそうやな。学校ないわけあれへんわな。」
(例5-8)
N「テレビつけっぱなしやがな。幽霊がテレビ観てんのんか?」
N+B「観ぃひんねやったらテレビ消すで!」
T「テレビ消す? おかあちゃんは手品師かいな。」
B「おかあちゃんかて、テレビくらい消せるがな。この布でやな、あーそーれ、ほいっと…。」
T+O「無理しやんでもええねんで。」
難易度★★☆☆☆
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T+O 複合型
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ネタフリ
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ツッコミにオチの要素が含まれているパターン。
ツッコむだけでオチがついてしまいます。
意識しないでツッコめられるので
意外と簡単に成立できます。 |
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ボケ
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ツッコミ
オチ
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(例6-1)
N「おまえ、毛ぇ伸びたな。切ったろか?」
a「ええわ、自分で切る。」
B「おとうちゃんは自然と抜けるから世話ないけどな。」
T+O「やかましわ!」
(例6-2)
N「ねぶた祭て知ってるか?」
B「ああ。ねぶたいねぶたい、ねぶた目なってきた。ねぶたー!」
T「ちゃうがな。青森の祭や。」
B「ほなあれか。けぶたいけぶたいの“けぶた祭”。」
T+O「そんなもんあるかい。」
(例6-3)
N「ここに書いてある『ハイザー』って何?」
a「米びつのことやで。」
N「ほな、なんでハイザーいうねやろなあ。」
a「ちょっと手ぇ出してみぃ。」
a「こうか。」
B「はい、ざーっ。」
T+O「ははは、ちがうと思うで。」
(例6-4)
N「へこみ直す『板金・鈑金』って、なんでバンキンいうねやろなあ。」
a「ちょっとこれ置いて叩いてみぃ。」
a「こうか。」
Bバン! キン!
T+O「ははは、ちがうと思うで。」
難易度★★★★☆
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ツッコミ欠落型
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ネタフリ
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ツッコミがなくそのままオチへ直行する場合。
この場合はボケる側のボケ方で全てが決まるので、
ツッコむ余地もないほど強烈なボケが必要。 |
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ボケ
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ツッコミ
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オチ
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(例7-1)
〜「ただいま。」
N「お帰り。きょうは何が食べたい?」
a「えーと、肉と野菜の……。」
B「ちなみに料理はもうできあがっとるで。」
O「ずるっ!」
(例7-2)
N「ああーっ、大阪くんがエロ本読んでるぅ〜!」
B「たまにはゆっくり読ませてくれや。」
O「えっ? たまにはって、そんな人とは思わなかったから…。」
(例7-3)
N「ああーっ、大阪くんがエロ本読んでるぅ〜!」
B「まあ座り。お前も一緒にどないや?」
O「えっ? 私は…いや、その、えっと……。また来るわっ。」
(例7-4)
N「ああーっ、大阪くんがエロ本読んでるぅ〜!」
B「エ〜ロエロエロ、エロホンホン♪」
O「こんな本ばっかり読んで、おかしくなったの?」
(例7-5)
N「問題出すでぇ。」
a「ええでぇ。」
N「1足す、1は?」
a「2やな。」
B「ブッブー。1+1=たんぼの“田”!」
O「なんやそら。」
(例7-6)
N「問題出すでぇ。」
a「ええでぇ。」
N「1足すなぁ、1足すなぁ、1足すなぁ、1はぁ?」
a「4やな。」
B「ブッブー。“1足すな(禁止)”、言うたやろ。」
O「なんやそら。」
(例7-7)
N「問題出すでぇ。」
a「ええでぇ。」
N「答えは簡単。1足す1は?」
a「2やな。」
B「ブッブー。答えは“簡単”、言うたやろ。」
O「なんやそら。」
(例7-8)
N「山田さんて、そのつなぎ着たら、脚短う見えまんなあ。」
B「え、わしか? 短う見えんのやのうて、…ほんまに短いねん。」
O「あっはっは!」
難易度★★★★☆
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ひとりボケツッコミ
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ネタフリ
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その場の状況を見て、
普段は2人でやるボケとツッコミを、
自分ひとりでやってしまいます。
相手役になりきることと、
素早い切り替えが要求されます。
普通にボケたのに、誰もツッコまなくて、
しぶしぶ自分でツッコむということもあります。
「ひとりツッコミ」ともいいます。 |
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ひとりボケ
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ひとりツッコミ
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オチ
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(例8-1)
HN「きょうは旅館の安全管理の仕事するねん。」
Ha「なにすんのん?」
HB「浴場の監視に来ました!」
HT「そらただののぞきやな。」
O「ほんま。」「ただのおっさんやんけ。」
(例8-2)
周囲N「最近うちの部署、活気がないなぁ。」
HT「活気出そか!」
HN「寿司屋なんか活気があるよん。」
HB「へい、いらっしゃい!」
HN「何にぎりましょ?」
HB「ほんなら、とりあえず手ぇでもにぎって…。」
周囲T「なんやねんそれぇ。」「きもちわるぅ。」「はははは。」
(例8-3)
HN「おっはよぅさんっ!」
HB「朝から元気ええなあ。」
HT「何言うてるんですか。」
HB「おまえにはいつも苦労ばかりかけとるからのう。」
HT「いや〜ん。」
周囲T「なにひとりで言うとんねんな。」「変なヤツ。」
(例8-4)
N「桜井さんはチェック担当の部署おったさかいそういうとこ見るのん慣れてるねんけどな。」
a「へえ。」
N「ほんで、浜田さんはここ入って制作しかしたことあれへんやろ? しかもひとりやし。」
a「うん。」
N「作ったら必ず他の人が確認してミス防ぐねん。わがで作ってわがで見てても見落とすしな。」
a「ふーん。」
N「作った人以外の人が見て、その人のんをまた別の人が見て、お互い見合いすんねんな。」
N「浜田さんは見合いしたことある?」
a「えっと…。」
HB「本日はお日柄もよく…。」
HT「そら“見合い”やっちゅうねんな。」
O「あっはっは。」「でも、見合いはしたことはありませんよ。」
(例8-5)
HN「先輩、データ届きましたで。」
HB「なんやこのデータ、開かれへんがな、いやっ、そうきたかっ!」
HT「どうきたんや…。」
T「えらい早いひとりツッコみやなあ。」
O「せやかて、誰もツッコんでくれへんねんもん、いっつも…。」
難易度★★★★☆
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無言ボケ
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ネタフリ
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話術ではなく身振りでボケる場合。
何も言わずに体の動きだけで笑いを誘う。
話の流れをしっかりと掴んで
タイミングを見計らって適切な動きでボケる。
ただ単に妙な動きをするだけではダメ。
もちろんノリボケも同様に可能。 |
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無言ボケ
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ツッコミ
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オチ
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(例9-1)
N「あれ? なんで出力でけへんねんやろ。フォントの問題かな?」
N「コンパチにチェック入れやなあかんのんとちゃう?」
B(・_+)☆\(_ー )
T+O「そらコンパチや!」
(例9-2)
N「おう、ねえちゃん、どこに目ぇつけとんねん。」
B( @u@)ξ
T「そらわかっとるわい!」
O「まじめに答えんなや…。」
(例9-3)
N「きょうはカレーか。それも玉子付き!」
N「さあてと、まずは玉子から食べようかな。」
B☆コンコン、パカ、ビチャッ、ベットォ〜
T「あーあ、なにしてんねんな。」
B「ゆで卵だと思って割ったらナマだったのよ〜。」
T「カレーといっしょに出てるいうたらナマに決まっとるやろ!」
O「それより、はよ拭き!」
(例9-4)
N「サンタクロースおると思う人!」
a「おるおる、絶対おる!」
N「ほな、命懸けるか?」
a「おれは千円賭けるわ!」
a「おれも命書けれるで!」
B 人 一 口 卩 命
B「ほれ書けた。」
T「あほ!」
(例9-5)
N「きょうは配り物があります。家の人にちゃんと見せるように。」
N「はい、回して。」
B( ・_)っ,,□゛クルクル…
T+O「その回すと違う!」
難易度★★★★☆
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BT三段落ち
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ネタフリ
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ひとつのボケツッコミをひとくくりとしてとらえ、
それを3回繰り返してさらに大きな笑いへと誘う。
ふたりの息と、同じボケにどう反応するかが成功への鍵。 |
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ボケ
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ツッコミ
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ボケ
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ツッコミ
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ボケ
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ツッコミ
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オチ
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(例10-1)
N+B「あつは、なついなあ。」
T「ん? なつは、あつい、やろ。」
B「あつは、なついなあ。」
T「……。」
B「あつは、なついなあ。」
T+O「もうええわ。」
(例10-2)
N「困りましたなあ。」
B「ほな、ここから去ることも考えなあかんなあ。」
T「誰がサルやねん。」
B「ちょっと行てこう。」
T「誰がエテ公やねん。」
B「あの人も気ぃ揉んでますのやろ。」
T「誰がモンキーやねん。」
B「雨期になったら水位もたぶん戻りますわ。」
T「誰がウッキーやねん。」
T「さっきっから、サルやエテ公やモンキーやウッキーや言うてくれるなあ。わいを誰や思てんねん。」
B「もうええて。」
T「誰がエテやねん。」
O「ははは、実は嬉しかったりして。」
(例10-3)
N「警部、ここが現場です。」
B「足下悪いんで、滑らんよう気ぃ付けとくなはれ。」
T「スベル!?」
N「で、どないな感じや。」
B「激しい撃ち合いでした。」
T「ハゲしい!?」
B「大丈夫? 怪我あれへんか?」
T「毛があれへん!?」
B「この人、気ぇ抜けたみたいになってもうて…。」
T「毛ぇ抜けた!?」
B「せや、みんなで励まそや。」
T「ハゲ増す!?」
B「みんなも薄々感づいてるとは思うけど、犯人は…。」
T「ウスウス!?」
B「なんや人の気配を感じるぞ…。」
T「毛生え!?」
B「もう来んな、言いもってまた来よったんちゃうか。」
T「毛根ない!?」
B「ちょっと食べるもん買うてきました。ハーゲンダッツ。」
T「ハーゲんだっつ!?」
B「こんなんでは店も儲けがないのんちゃうか。」
T「もう毛が無い!?」
B「こんなことではおまえ来月から単身赴任やな、コペンハーゲンへ。」
T「こぺんハーゲん!?」
O「誰の頭見て言うとんねん! わしの頭でいちいち反応すな!」
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| これより下は、上の基本構文を組み合わせた高度なバリエーションワザです。 |
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難易度★★★★★
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天然ボケ
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ネタフリ
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これは素質がないとなかなかできないボケです。
まじめなネタフリに見当違いな解釈で
周りを笑いの渦に巻き込む。
中には、天然の振りをする強者もいますので、
見極めることが大切です。→養殖ボケ
「素ボケ」とも言います。 |
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ボケ
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ツッコミ
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オチ
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(例11-1)
N「あっこで手ぇ振っとんのんがわての孫だんねん。」
N「お孫さんはなんと言いますのん?」
B「『おじいちゃん』て。」
T「ちゃいまんがな、お孫さんの名前でんがな。」
O「おうおう、『美智子』ですわ。」
(例11-2)
N「今流行のアイドルグループ知ってるか?」
a「ほれ、誰やったかなあ。ここまで出とんねんけど。」
B「名前は出てけえへんねんけど…、顔が思い出せん。」
T+O「忘れとんやないかい!」
(例11-3)
N「もしもし…?」
a「はい。」
N「おめっとうさんでございます! 1万円当たりましたで!」
a「えっ!? ほんま? おおきに! きょうもおもろいなあいうてラジオ聴いてましてん。」
N「いつも聴いてもろてありがとさんです。ほんで今は何してますのん?」
B「電話で話してます。」
T「ぶっ! ちゃ、ちゃいまんがな! 電話出るまでは、何してはりましたんかいなて、奥さん。」
O「あ、はいはい、お昼の用意してました。」
O「やりますなあ、奥さんも。」
(例11-4)
N「こんにちは。」
a「へえ、おいでやす。」
N「お歳暮にと思ってこれを…。つまらない物ですが。」
B「ん? しっかり詰まっとりまんがな。これ、ビールでっしゃろ? おおきに。」
T「あほっ、しょうむないもんやけど受け取ってんか言うてはんねやがな。」
O「あ、さよか。」
(例11-5)
N「おう、じじぃ。よくもやってくれたのう…!」
a「わては道歩いとっただけやがな…。」
N「なんちゅうじじぃや!」
B「中川茂三ちゅうじじぃや!」
T「ちゃうがな、名前聞いてんとちゃうがな…。」
N「ほんまに、こんなじじぃ雇うてるとは、なんちゅう協会や!」
B「全国大阪弁普及協会ちゅう協会や。」
T「ちゃうがな、職員教育の行き届いてへん協会や、言うてはんねん。あんたは横から入って来んでええねん。」
O「ああ、さよか。」
(例11-6)
N「受付の顔はぶっさいくやし、歩いてたら早歩きの職員とぶつかりそうになるし、大阪弁検定の問題集も金取りよるし。」
a「運営にも資金がいるもんでして…。」
N「どないなっとんねん、この協会は!」
B「右が資料室になっとりまして、奥がはばかり、会長室は去年増築した新館の2階にございます。」
T「ちゃうがな、この協会の間取り聞いてんとちゃうがな…。」
O「ああ、さいで。」
難易度★★★☆☆
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N+B T+O 複合型
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ネタフリ
ボケ
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ネタフリにボケ要素が含まれていて、
ツッコミにオチの要素が含まれているパターン。
それほど難しく考えることもなく成立させることができます。 |
ツッコミ
オチ
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(例12-1)
N+B「この歌手、歌へったくそやなあ。」
T+O「あんたよりましや。」
(例12-2)
N+B「すみません。この電車は、梅田駅に停まりますか?」
T+O「梅田に停まらなんだら、どこ停まりまんねんな。」
(例12-3)
N+B「方言でしゃべっちゃダメなんだよ。」
T+O「それが方言やっちゅうねん。」
難易度★★★★★
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ひとりノリツッコミ
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ネタフリ
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ノリツッコミをひとりでやってしまうという高度なワザ。
相手がネタフリやボケを意識していなくても
ひとりでツッコんでいるパターン。 |
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ボケ
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ノリツッコミ
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ツッコミ
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オチ
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(例13-1)
〜「なあ、もっとこっちにおいでぇな〜。」
a「ほら、みんなも見てるしぃ。こんなとこでやったら恥ずかしいやん。」
〜「なに言うてんねんな。ほれほれ。」
a「いやん。もう、やめてぇな……。」
〜「好きやねんもん。ええやんかぁ。」
N「あかんっ。また今度しょな。な、なっ。」
B「ええから……。」
HnT「そうそう、BからやのうてAから。ええから、ってなんやのもう……!」
T「ほな、キスするで。目ぇ閉じや……。」
O「ん、ん……。」
難易度★★★★★
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無言ノリボケ
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ネタフリ
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ノリボケに無言ボケを採用した場合。
ツッコミも無言だとさらに充実した内容に。
場の空気が読めるかどうかがポイント。 |
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ボケ
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無言ノリボケ
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ツッコミ
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オチ
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(例14-1)
N「吉川さん、女子も体育終わったん?」
a「あ、しんちゃん。これから更衣室行くとこ。しんどかった〜。」
N「なあ、胸大きなったんちゃうん。」
N「胸にミサイルの発射ボタンかなんか隠してるやろ。」
B「そやねん。押してみる? 東京のうなってしまうけど。」
nBポチッとな
Tびったーん!!☆
O「真一くんなんかもう知らん!」
O「???」
難易度★★★★★
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題名付き
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ネタフリ
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落語や漫才などの見世物で観客も納得のネタ。 |
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ボケ
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ツッコミ
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オチ
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(例16-1)
お題:『ほんまあっついわ』
「きょうはあついなあ。」 ∬
\|/ //// ノハ 〇
―○― (*_*)、彡−u)Ψ「せやな。この肉もあつい。」
/|\
「厚い言うてんとちゃう!」
「暑い言うてんねん!」
////// ∬
c-(>ε<) ノハ 〇「うちが言うてんのは熱いや。焼きたてやで。」
彡−u)Ψ
「そうか。」
//// 〇~ノハミ
〃~_)Ψ(o^川 「うまそやろ。はいあーんして。」
このオチ、わかります?
大阪弁の会話は、一度一度の発話が短く、話題の転換が早い。
前発話者の言葉尻を捉えたり、話中の内容から連想して転換する。
相手に聞かせる話術ではなく、相手に話させる話術であるために、ボケツッコミもしやすくなる。
さらに実用レベル会話でのボケツッコミは、メールマガジンで紹介しています。